こんにちは!
なつきです。
ADHDの人は、学校や職場、家庭や社会で
かなり苦労することが多いですよね。
しかし、ADHDは決して改善できない病気ではないです。
適切な取り組みや、対策、そして日常生活での工夫によって、
ADHDの悩みを軽減することができます。
この記事では、ADHDの人がよく抱える悩みと、
それに対する対策を3つ紹介します。
この記事を読めばADHDでも仕事ができる人の
考えがわかり、日常生活がかなり楽になります。
それではどうぞ!
1. 時間管理が苦手
ADHDの人は、時間の感覚が鈍く、
予定や期限を守るのが苦手です。
また、やるべきことを優先順位に分けるのも難しいです。
時間管理が苦手なことで、遅刻や忘れ物、
仕事の遅れなどのトラブルに巻き込まれることがあります。
対策
- 時間管理に役立つツールを使う。
例えば、
カレンダーやタイマー、
アラーム、スケジュール帳などです。
これらのツールを常に目につくところに置いて、
毎日確認する習慣をつけましょう。 - やるべきことを細かく分割して、
具体的な期限や目標を設定する。
例えば、「レポートを書く」
という大きなタスクを、
「テーマを決める」→「資料を集める」
→「構成を考える」→「下書きをする」
→「添削をする」→「提出する」
という小さなステップに分けて、
それぞれに期日や時間を決めましょう。 - 余裕を持って行動すること。
ADHDの人は、
予想外のことに対応するのが苦手です。
そこで、予定や期限には
余裕を持って設定しましょう。
例えば、目的地までの所要時間には、
交通渋滞や遅延の可能性を考慮して、
30分程度の余裕を見ておくといいでしょう。
2. 注意力が散漫
ADHDの人は、興味のないことに
集中するのが難しいです。
また、周囲の音や動きなどに
敏感に反応して、
気が散ってしまいます。
注意力が散漫なことで、
勉強や仕事の効率が低下したり、
ミスや忘れ物をしたりすることがあります。
対策
- 集中しやすい環境を作る。
例えば、静かで明るくて
快適な場所を選んだり、
邪魔になるものを片付けたり、
音楽やイヤホンなどで外部の刺激を
遮断したりしましょう。 - 集中力の高い時間帯を活用する。
ADHDの人は、
一日の中で、集中力が
高い時間帯と低い時間帯があります。
自分の集中力のサイクルを把握して、
重要なことや難しいことは
集中力の高い時間帯に行いましょう。 - 集中力を切らさない工夫をする。
例えば、長時間同じことを
続けるのではなく、
15分や30分などの区切りをつけて
休憩を入れたり、
やる気の出るご褒美や目標を
設定したり、
興味のあることや得意なこと
と結びつけたりしましょう。
3. 衝動性が強い
ADHDの人は、
自分の感情や欲求を抑えるのが苦手です。
また、物事の結果や影響を考える前に
行動してしまいます。
衝動性が強いことで、
失言やトラブル、事故や怪我などのリスクが高まってしまうのです。
対策
- 自分の感情や欲求を把握する。
例えば、怒りや不満、
食欲や性欲などの感情や欲求が
湧いたときに、それに気づいて
「今、私は〇〇を感じている」
と自分に言い聞かせましょう。
これによって、感情や欲求に支配されるのではなく、
客観的に自分を見ることができます。 - 自分の感情や欲求をコントロールする。
例えば、感情や欲求が高まったときに、
深呼吸やカウントダウンなどの
リラックス法を行ったり、
他のことに気を紛らわせたり、
相談できる人に話を聞いてもらったりしましょう。
これによって、感情や欲求に流されるのではなく、
冷静になることができます。 - 自分の行動の結果や影響を考える。
例えば、感情や欲求に従って行動する前に、
その行動が自分や他人にどんな結果や影響を
もたらすかを想像したり、
メリットとデメリットを比較したり、
後悔しないかどうかを確認したりしましょう。
これによって、感情や欲求に影響されることなく、
合理的に判断することができます。
さいごに
いかがでしたか?
ADHDを持っている人にとって、動作の一つ一つが大変に
感じることが多いと思います。
しかし、以上のような悩みと対策を知り、
実践に移すことで、「生きやすさ」
がかなり改善されます。
ぜひ実践に移してみてくださいね。
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